暑くなってくると、ソーメンやざるそばなどを食べるようになる。ラーメンのスープなどと違い、そば湯以外では飲むことがなかったので気にしていなかったが、ふとめんつゆの塩分量を見ると意外と多いことに気が付いた。「食品成分データベース」によると、100g当たり食塩相当量は3.3g、カリウムは100㎎だ。つけて食べるとは言え、めんつゆが無くなるようであれば、1食あたりの食塩摂取量を超えてしまいそうだ。
そこで、減塩めんつゆを調べてみたが、醤油と同じで、塩分の代わりにカリウムを使っているものがあり、腎臓病という観点からは減塩という言葉だけで選ぶことはできないことが分かった。
そば湯もあまり飲まない方がよさそうだ。
金沢仕込み 本格だしつゆ
5倍希釈時100ml当たり、食塩相当量1.6g、カリウム30㎎、たんぱく質0.4g
塩ぬき屋 50%減塩 だしつゆ
5倍希釈時100ml当たり、食塩相当量1.7g、カリウム33.6㎎、たんぱく質1.1g
キッセイ薬品 げんたつゆ
6倍希釈時100ml当たり、食塩相当量1.5g、カリウム31㎎、たんぱく質0.9g
このメーカーからは、腎臓病の人向けに低たんぱくのめんも発売されています。めんもそれに変えることで、より摂取量を減らすことが可能となります。